〜パンダ技士の徒然日記〜

一児の父親です。事実は小説よりも奇なりと言われますが、世の中は本当に面白いことばかり。何でも自分の目で見て、聞いて、読んで、食べて、考えて、試してみて、書いてみて。真面目だったり、シュールだったり、センチメンタルだったり。

誕生日を通じて思う

 30歳半ば位の歳になると、自分の誕生日をあまり嬉しく感じなくなっていました。別にアンチエイジングなんて大層なものではありません。歳をとるのは自然なことです。特に大きな病気も無く一年を過ごせてこれたらなら、本当はそれだけで十分幸福なはずです。でも頭では分かっていても、本当にそう感じていたかと問われれば、決してそうではありませんでした。この前までは。

 先日、息子の一歳の誕生日を祝いました。思えば一年間、本当に色々なことがありました。色々な方々の助けもあり、何とか無事に過ごすことができたと思います。誰一人の助けがなかったら、今日とは違う今日になっていたでしょう。この場を借りて、お礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

 そこでふと、思いました。当たり前のことなのですが、自分自身もそうやって育てられてきたのだと。そしてこれからも、多分色々な人にお世話になって生きてゆくのだと。本当に当たり前のことなのですが、最近はそういう意識が無かったように思えます。反省しなければなりません。この歳になっても、無事に一年間を過ごすのは簡単なことではありません。人生は、本当にいろいろなことが起きます。だから大人でも無事に誕生日を迎えられたならば、それはとても幸福なことだったのです。

 これからは、誰に対しても、誕生日には心から「おめでとう」を贈らせて頂きたい。息子の誕生日を通じて、改めて教わったような気がします。恥ずかしながら、父親が息子から教えられてしまいました。

 全ての方々へ、「誕生日おめでとう」です。

 

誕生日 熊木杏里(めばえ主題歌) 歌詞付き - YouTube

この歌、すごく好きです。熊木杏里さんの「誕生日」。