〜パンダ技士の徒然日記〜

一児の父親です。事実は小説よりも奇なりと言われますが、世の中は本当に面白いことばかり。何でも自分の目で見て、聞いて、読んで、食べて、考えて、試してみて、書いてみて。真面目だったり、シュールだったり、センチメンタルだったり。

学生の会話に思う。。その①

突然ですが、大分おっさんくさいことを言うかもしれません。なにがおっさんくさいって、バスの中で高校生位の歳と思われる二名(男2名)の会話を陰ながら聞いて、心の中で突っ込んでいる辺りとか。でも誰もが、絶対に誰もが、耳に入ってきてしまった他人様の会話に突っ込みを入れた経験があるはずだ!と思います。多分車内の誰にも気づかれないけど、自分の心の中で繰り広げられる突っ込みの連打、応酬、考察等等。。静かな闘いが今日もどこかで必ず繰り広げられている!・・・はず。

早速ですが、学生達の再現会話をご覧下さい。なお、高校生2名をA・Bとし、私のことをここではPとさせて頂きます。

 A「いや〜、ほんとマジで美味いわ〜、ほんとヤバい。」

B「え?まじでまでじで!!そんな摂取しちゃってる感じ?そんな美味しいの?」

A「美味しいなんてもんじゃないよ。至福、天国、極楽よぉ。あれが無いと生きていける気がしないよ〜。」

P(何が?)

B「まじか!おまえすごいな!尊敬するわ〜。俺なんかびびって買えないよ!」

A「楽勝だって!普通にいけばいけるって。何も言われないし。」

P(だから何が?)

B「いやいや普通いけないでしょ!俺には勇気ないわ〜。まじですごいって!」

A「こういうのは、あれだ、あれ。ポーカーフェイスって言うの?おどおどしないでガンガン行けばいいんだって。」

P(酒やたばこの類か?人のこと言えなかったけど、何て悪いやつらだ。。。さて、どうしたものか。。。)

B「そっか〜。やっぱり堂々としてることか〜。俺もやってみようかな〜」

P(待て!早まるな!悪いことへのあこがれ的な気持ち、理解できる。でも君たちの体にはまだ早いのだよ!)

A「なんなら今から一緒に行く?

B「本当に?マジで?マジなの?!」

P(ほんとやめとけって!!)

A「次で降りよう」 

 ※ここでAがボタンを降車押す→「次、止まります」のアナウンスが鳴ってしまう!

B「おれやってやるわ。今日こそやってやるわ!お前本当にいいやつだな♪

P(違う、そんなの友情じゃない!)

 ※バスが停車し、二名が降りる。どうしたらいいか決めてなかったけど、心配なのでPも一緒に降車。二名がスーパーに入っていく。

P(事を確認したら止める!!) 

 ※二人が飲み物コーナーに歩いて行く!多分二人の後ろをついて行く様子は完全に怪しい人に見える。そこで二人が手に取ったものとは・・・!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、アルコール入りの甘酒でした。。。あんな熱く語れるなんて、若さってほんと羨ましい。。。アルコール入りだったから未成年は買っちゃいけないと思ってたのかもしれません。何か、ほんとかわいい。完敗です。

ちゃんと考えたことなかったけど、甘酒はアルコール入りでも未成年の購入・飲用は問題ないとのこと。そういえば普通に飲んでたし、そもそもアルコールの有無は意識してなかった。甘酒は甘酒で、それ以上でも以下でもないと思ってました。

ちなみに、ノンアルコール飲料の未成年者の摂取は法的な禁止はないけど、メーカーが小売店へ未成年者への販売がしないようにお願いしてることが多いらしいです。どの業界も色々大変なんだなぁ・・・と思った今日この頃でした。

 

 

 学生の二人は、意気揚々と購入して帰っていきました。君たちの将来に幸あれ!

どうか、これからも仲良く頑張って下さい。そしてきちんと成人したら、美味しいお酒をたくさん飲んで、たくさん語って下さい。その時間はとても楽しいものです。