〜パンダ技士の徒然日記〜

一児の父親です。事実は小説よりも奇なりと言われますが、世の中は本当に面白いことばかり。何でも自分の目で見て、聞いて、読んで、食べて、考えて、試してみて、書いてみて。真面目だったり、シュールだったり、センチメンタルだったり。

久々の更新 旭化成の杭問題

多忙すぎて、久々の更新になります。すんません。。。最近の旭化成建材をめぐるいざこざで、急に忙しくなってような気がします。世間は3連休とか言っているけど。。。僕には全く関係ありませんね。。。ふっ。。

さて、そんな中ですが、新しく「ひ、ひぃぃぃ〜!」と叫びたくなるニュースが出てきました。個人的には、一連の旭化成建材に関わる事件に追加ボディブロ一だと思います。しかも、ホントもうかなり重いのではなかと。

一応書かせて頂きますと、パンダ技士は構造物の調査屋であって、構造物の施行屋さんではありません。なので何の気兼ねもなく言いたい事を書かせて頂いています。これまでも、これからもそうです。調査をして、その調査結果を報告するのが仕事なもんですから。

さて、これまで騒がれてきた杭は「支持杭」と呼ばれるもので、名前の通り固い地盤である支持層まで杭を打って建物を支える杭のこと。今回新しく出てきた「摩擦杭」は支持地盤まで杭を打ち込んで建物を支えるのではなく、杭と周辺の地盤の摩擦で建物を支える構造となっています。ニュースによると、その数は約6,000件!全部が全部安全性に問題があるとは思いませんが、とりあえず調べる必要があると考えると、気が遠くなります。たとえ調査の結果、「安全」と判定されても、「安心」と受け取れない人も多くいると思いますので、本当に根が深い問題だと思います。

また、旭化成建材はもちろん悪いのですが、旭化成グループ全体への被害もあるように思えます。旭化成サランラップは非常にいい商品だと思いますが、知り合いにもうサランラップは使わないと言っている人がいて、本当にイメージってすごい重要だなぁと思いました。旭化成というだけでサランラップを使わないのは全く理性的な行動ではないと思いますが、世の中は結局理性より感情、理屈より感覚が強いもの。旭化成グループのダメージはとてつもなく大きいです。やっぱり世の中、真面目にやらないといけないってことなんですね。。真面目に勝るものはない、子供にもそう教えていかなければなりませんね。

今後、杭関係でブログに書いていい範囲のことであれば、書いていきたいと思います。ではでは、またまた。次回はもうちょっと固くない話でいきたいと思います。